3年で3割の新卒が辞める
ご存じの方も良いと思いますが、よく「3年で3割の新卒が辞める」、「最近の若い人はすぐに転職する」と言われがちですが、
3年で3割の新卒が辞めるのは、約30年前から変わっていません。
↓下記は就職後3年以内離職率の推移です
個人的には、以前は2社目か3社目で落ち着く人が多かったが、
最近はその後も転々と数年で転職する人が多くなったなという印象です。
※これはデータはないですが
リーマンやコロナなど社会情勢が悪化したタイミングは、やや離職率が低下する傾向です。
昨年くらいから「離職防止」を人事のテーマにする企業が増えてきました。
離職防止には、まずは早期の退職防止方法を検討すると良いと思います。
・入社1ヵ月
・入社半年
・入社1年
まずはこの順番で退職防止方法を検討すると、打ち手が見えやすくなります。
①ギャップ(仕事が合わない) ②人間関係 ③キャパシティ(勤務時間)
早期離職で多いのはこの辺りでしょうか。
それにしても20年くらい前に比べると、3年以内の離職は減っているのですね。
理由は、いわゆるブラック企業の減少、パワハラセクハラの減少、情報の見える化(応募前に)などが要因かなと思いました。