学生の負担を下げる
今日は新卒採用の話。
ここ数年、どこの業界、企業様でも新卒採用が苦戦をしているかと思います。
もちろん、数も質もキープしたいが、現実問題マーケットを考えると、質の低下を容認していかないといけない。
ここで、質とは何ぞや?という話になります。
・学歴を下げる
・学部を拡げる
・男女を拡げる
・既卒まで拡げる
など、こういう事を容認していく事になります。
この辺りは結構OKが出やすいのですが、
意外と選考提出物を減らす(無くす)ことに関しては、OKが出ない会社が多い。
選考中の提出物は、
1:エントリーシート
2:適性テスト
3:履歴書
4:成績証明書
5:顔写真
大体このあたりです。
これ、学生にとっては基本的に負担でしかないのですが、
意外と企業側は「うちの会社を受けたいなら、これくらいのフローは乗り越えてほしい」と
なかなか変わりません。
※規模、業種関わらず
これも理解できます。
全て必要で、あった方が良いものだと思います。
でも、その前のいわゆる質を下げるよりも、学生の負担を減らす方が、採用人数増えそうな(良い人採用できそうな)・・と思う事もあります。
企業側も人事の現場では、
人気企業(職種)以外は、基本は提出すれば通るという会社が多いです。
理由は、書類で減らしていては面接人数が足りないのと提出物だけでは判断しないという話が多い。
※なら、何故必要なのか・・?
これ考えていくと、少し歩留まり改善しそうには思います。
今の学生は、就活のWEB化の影響で我々の時代より、たくさんの企業を受験できます。
エントリー数は少ないが、説明会を受けている数は多い。
それだけ沢山の会社を受けているという事を前提に考えていく必要があると思います。
因みに上の5点セットがどれか1つでもない企業は、
その提出物が必要な理由がよく分からない・・・。とおっしゃられます。
提出物は、企業文化で本当変わりづらいフローだなとよく感じます。
※悪い意味ではなく、何故ここは改善されにくいんだろうと。
ある意味、一つでも負担を変えれるとインパクトはありそうですが。
また自分でも選考フローの改善を考えていきたいなと思います。