賃上げ
ニュースでも賃上げの話題が多いですが、
私のクライアント様でも、調査しているそのライバル企業でも最近賃上げをしている企業が多くなってきました。
それも数千円単位ではなく、数万単位。
大手だけ?ではなく、中小も。
それは大手の方が明らかに給与高かったら、勝ち目なさすぎるので、当然の選択肢かと思います。
従来の給与設定では、採用活動で支障(特に新卒で)が出てきており、各社ライバルやマーケットに合わせて賃上げをしてきている印象です。
※先に先手を取って賃上げする企業も出ています。
これまでは、日本の新卒採用はそこまで新卒の初任給のプライオリティは高くなかった気がしますが、ここ1,2年で特にかなり変わってきている印象ですね。
※時間の次は休み、休みの次は給与という印象。
時間外手当などを別表記しなくてはいけなくなったのも大きいでしょう。
基本給が10万台だと、それだけで厳しく見えてしまいます。
この辺りは経営者の見立てと判断が重要だと思います。
私のクライアントでも、
人事はこれまでのペースで賃上げを計画していたが、
TOPから「このペースでは良い人材の確保ができないから早急(今年から)に検討」
→人事「それは有難いですが、原資など大丈夫ですか?」
→TOP「それを実現できるように全員で工夫、検討していく良い機会」
のような流れもありました。
賃上げすると苦しいのは、大手、中小とも同じな感じはしますが、
こういう時はスピードですね。
あまり「給与」「年収」の話ばかりするのは好きではないのですが、
最近気になる事項でした。