変わる求人マーケット
ここ数年で求人マーケットも大きく変動してきていると感じます。
特に中途、アルバイトマーケットはindeedの影響が大きく、多くの会社がindeedに付随したサービスを強化していますね。
一方で既存の大手求人サイトの立ち位置はどこも危うくなり、以前ほど費用と効果が合わなくなってるケースが多いと感じます。
では、indeedでやれば効果が簡単に出るのかというと、そうではなくindeedは使いこなすのが容易ではなく、なおかつindeedへの掲載が集中しているので、どうやって注目をしてもらうかはテクニックが必要です。
来年にはタウンワークやリクナビネクストの単独販売が無くなることが発表されましたが、
私が社会人になった頃には考えられない施策ですよね。
基本的にはindeedへの掲載を前提としたツールの開発をしている各社ですが、
バイトルのようにindeedとは違うデータベースの構築で勝負し続ける会社もあり、今後の情勢に注視しています。
新卒関連に関してはindeedの影響は少なく、こちらはナビ媒体はマイナビへの集中が際立っています。
ダイレクトリクルーティングや新卒紹介も少しずつマーケットを拡げていますが、今のところ一気にマーケットを変えることは無さそうです。
各人材会社のIRや私のネットワークから施策を聞いていると、
・大型顧客に注力をする
・プロモーションを強める
・新規事業とM&Aに投資する
といった従来からの施策が目に付きます。
提供価格やサービス内容から大きく変更を考えていかないと、大きなマーケットの変化にはついていけないように感じます。
また効果が出にくい時代だからこそ、各現場の営業マンのコンサル能力が必要になってきますが、直近10年程度誰でも売れる仕組みを追求してきた結果、客観的に見てコンサル能力の高い営業マンはどの会社でもとても少なくなっています。
当社はどこの人材会社にも属していないので、大きな影響はないですが、変化についていかないといけないのは、同じ状況。
常に新しい情報を仕入れながら、自己研鑽を怠らないようにしていきたいなと思う今日この頃です。