単発案件と継続案件
私のような人材業の場合、売り上げは大きく分けて「単発の案件」と「継続の案件」に分かれます。
単発の案件:例えば、求人広告の売り上げ、人材紹介の紹介フィー、アライアンスフィー、成功報酬フィーなどがこれに該当します。
継続の案件:コンサルティングフィー、採用代行費、派遣料などが挙げられます。
どちらが良いかと問われると、精神的な安定を得られるのは継続案件です。
私の場合、ほとんどが継続の案件であり、一般的にも売り上げが安定するのは継続案件と言えるでしょう。
一方、売り上げが一気に跳ねるのは、単発案件が多いビジネスに見られる特徴です。
私の周囲でも、継続案件を複数抱えることで事業が安定していくという傾向が見られます。
同じ売り上げ額でも、単発案件に依存するか、継続案件が多いかによって精神的な安心感は大きく異なります。
「来月の売り上げは大丈夫だろうか?」という不安が、継続案件の割合で変わってくるのです。
私自身も、継続案件を積極的に増やすよう努めていますが、
現状ではキャパシティの問題もあり、すべての案件に対応できていない状況です。
それに加え、継続案件が終了することもあるため、焦りが生じることもあります。
そうなると、単価を上げることも重要ですが、単価が高いと継続率は落ちる傾向になります。
事業を展開するということは、どんな業種でもこのような思考が伴いますね。
かつてサラリーマン時代に「社長はある程度営業やマーケティングができないと始まらない」という話をよく聞きましたが、
その通りだと実感しています。
悩みは尽きず、それが事業を営むということだと思うようにしています。
ストレスを抱えないために、「あまり深く考えない」ことも重要ですね。
「先のことを深く考えない」※今出来るベストを考える
は私が大人になってから大事にしている思考でもあります。